「朝日新聞」に連載中の福島原発事故にまつわるコラム記事
「プロメテウスの罠」が“いのちの記録”になって毎日読んでいる。
被災した飼い犬や飼い猫のために飼い主やら獣医やら行政やら
人間がナニをしたかをリポートしているが、昨日はヤバかった。
通勤する大江戸線車内で思わず落涙寸前。

『　1回目の一時帰宅があった2011年の5～8月、福島県庁の
　主任獣医技師、小野剛は警戒区域に連日通っていた。
　（中略）
　　2人1組の4、5班態勢。多いときは20匹保護したが
　徐々に減り、8月になると1匹も回収できない日もあった。
　死体を見る機会も増えた。
　　犬小屋の傍らで死んでいた犬には心が痛んだ。
　リードは外され、どこへでも行けたはずなのに。
　「待っていたんだ」
　（後略）』

この「待っていたんだ」を読んだ瞬間、つぶらな瞳(照)は
みるみるうるうる、涙は表面張力で辛うじてこぼれない状態。
中吊り広告を見るふりをして上を向いてふんばった(汗)。
続きを読むと危ないから、右隣の記事

『北朝鮮が再稼働表明』

を読んで、なんとかこらえたよん。
今これ書いていても泣けてくる(照)。
ホントに、犬は一途な生きものだ。


13.4.3 8:21

飼い犬は、毎日ひたむきに待っている…。


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